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2007年01月23日

国際的なセッション

昨日は某アーティストのリミックス作業のため、ニューヨークから来日中のヒップホッププロデューサB-Moneyくんと渋谷近郊のTAMSTER STUDIOへ。
家で作業して、データ納品する形式が常識となってる昨今ですが、昨日はPCを持ち込んでからのプリプロ〜トラッキング作業。

B-Moneyくんが、MPC3000でビートを構築、それに合わせて僕がベースやウワものを乗せていき、MPCにサンプリングするスタイルでスタート。ベーシックな骨格が見えてきたところで、いきなりトラッキング開始!(笑) あとは、ボーカルに合わせてPro Tools上で波形をいじって展開を作っていったり、さらにPCで打ち込んだウワものをフリーランで(!)Pro Toolsへトラッキングしていき、ミュート箇所を二人でエンジニアに指示しながら曲の仕上げ作業へ。ラフミックス〜データバックアップを作って、夜10時にはセッション終了!(笑)


セッション終了後、B-Moneyくんと記念撮影。詳細分かったらまた告知します。
全編にわたって苦手な英語でやりとりしながらの作業だったので、大変だったけどなかなかない機会でもあるので貴重な経験でした!

投稿者 sada2k : 19:02 | コメント (6) | トラックバック

2007年01月19日

NAMMショーから、気になるものなど…

本日から、恒例のNAMMショーが米アナハイムにて開催されています。

各サイトから、新製品情報が舞い込んできてはいますが、その中でも、まず気になるものとしては、YAMAHAのMOTIF XS。大人気シリーズMOTIF ESの後継機です。355メガまで拡張されたウェーブROMと、1024プリセットパッチなど、オールマイティに使えるシンセなので、まぁ一家に一台欲しいと思う音源です。欲を言うなら音源モジュール版も発売されることを期待しますが!

(1/20追記)あと、Cubase4AIというCubase4ベースの機能縮小版が今回からバンドルされるみたいです。ヤマハ傘下になった恩恵がこの辺に現れてますね。

motifxs8.jpg

Arturiaからは、往年の名機JUPITER-8のモデリングソフトシンセ、JUPITER-8Vが登場。これまでにも数々の名機をソフトモデリング化してきたメーカーなので、そのクォリティはもはや実証済み。昔から憧れのシンセサイザーだったという人も多いのでは?

あと、Arturiaは、これまでモデリングしてきたシンセサイザー(Moogシリーズ/CS-80など)のモジュールを自由に組み合わせて音作りができるという「Origin」というハードウェアシンセも発表しましたが、見ても触ってもない状態なんですが、コンセプト自体がややシンセ好きなマニア向けな感じしますね。プリセットの豊富さや、簡単にエディットできる部分がどれだけあるかにも因るところがあるとは思うけど。あともちろん出音もね。

MAGIXから、発表されるアナログ・モデリング・エフェクト「The Analogue Modelling Suite」、ビンテージ系エフェクト「Vintage Effects Suite Pro」、リバーブ「VariVerb Pro」。この辺も注目しています。MAGIXといえば、Samplitudeでお馴染みなメーカーで、特にマスタリング用のプラグインにおいては、高い評価を受けているメーカーですが、個人的には、その中でも特にリバーブに期待しています。IR系じゃないリバーブで品の良いのが欲しいところなので!

RME社のPCI-Express対応のI/O、「ADI-8 QS」も、一応気にはなっていますが、Fireface 800でも、オーバースペックな僕には特に必要ないものかなとも思ってみたり。オプションでMADIに対応するらしいですが、このMADIという規格自体に、今のところ実感がないので、普及するのかなぁ???という疑念も持ちつつ、新しいものではあるので、とりあえず注目です。MLANと同じ運命にならないことを祈ります(謎) しかし、Fireface 800欲しいです(独り言です)

あと、プラグイン系を簡潔に…

■ TerraTec Producer社 WAVE XTABLE VI
音は聞いてないので、なんとも言えませんが、要はKontakt2エンジンを使用したGM音源です。

■ 4Front Technologies社 TruePianos
サンプリングと物理モデルを融合したピアノ音源のようです。オフィシャルページでTrailerのフラッシュムービーが流れているので、なんとなくの音は聞くことができます。Ivoryよりも、やや硬い印象でしょうか。

Rob Papen Predator
Rob Papenの新しいシンセ、プレデターです。アレシス社Andromeda/Access社Virus、ソフトシンセでは、Albino/Blueなどのパッチを作ったRobが手がけた最新シンセ。こいつもクォリティは実証済み。注目です。

AudioRealism Bass Line 2
Re-Birth338の開発チームが独立して作った、AudioRealism社。TB-303のリクリエーションですが、前バージョンよりもさらに音が良くなってるとのこと!スキンも2つ追加されたみたいです。こちらも、クォリティは実証済み!

■ PSPaudioware社 VintageWarmer2/MasterQ/Effects Pack
いろいろアップデート版。確認できてませんが、とりあえず注目です!Macはインテル対応したみたいですね。

Audio Ease社Altiverb 6
プラグインIRリバーブの元祖?のメジャーアップデートです。同じくMacはインテル対応してるみたいですね。

■ Overloud社 Breverb
4種類のアルゴリズムを持ったリバーブみたいです。詳細不明ですが、レキシコンの480/960Lを意識したルックス?なので、気になってます。一切の妥協を廃したアルゴリズムと書いてありますが、Pentium 4 3GHzで80本も立つあたりが、音聞いてみるまで分からないところではあります(笑)

とまぁ、完全オタク談義ですが、機材とか、ソフトとかってクリエータにとってはオモチャでもあるわけで、モチベーションの1つになっていることは間違いありません。参考になるかどーかは、全くもって分かりませんが、一つの意見として参考にしてもらえたら、光栄です!

(1/20追記)http://media.miroc.co.jp/NAMM2007/でも、詳しくレポートされてます。興味ある方はどうぞ。

投稿者 sada2k : 06:34 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月01日

謹賀新年

明けましておめでとうございます!!!
本年もよろしくお願いします!!!

投稿者 sada2k : 04:22 | コメント (9) | トラックバック